菅沼(五箇山)・茅葺合掌造り集落

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写  真 備  考
菅沼(五箇山)・茅葺合掌造り集落
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【五箇山】五箇山と飛騨の白川郷(岐阜県白川村)には茅葺屋根の合掌造りと言われる古民家が数多く残っています。しかし、現在残されているのは極僅かに過ぎず、五箇山を構成していた旧上平村、旧平村、旧利賀村には70にのぼる集落があり1千5百棟以上の合掌造りの建物が存在していました。明治時代中期以降、急激な近代化と社会情勢の変化により多くの若者が五箇山から離れ、茅葺合掌造りの民家も快適で維持し易い近代建材を用いた建物へと変化し、さらに、集落維持に必要な相互扶助制度(ユイ・コーリャク)も希薄になりました。現在、五箇山で集落単位で残されている残されているものは相倉集落(42ヘクタール)と菅沼集落(14.5ヘクタール)だけになってしまいました。両集落は大変貴重な事から国指定史跡に指定、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定、ユネスコによる世界遺産に登録されています。

【菅沼集落】−菅沼集落には現在9棟の茅葺合掌造りの建物が残されており、江戸時代末期に建てられたものが2棟、明治時代に建てられたものが6棟、大正時代に建てられたものが1棟で構成されています。火事での類焼を避ける為に付属舎である、土蔵や板倉は主屋が建てられている場所からは少し離れた所に建てられ、さらに離れた場所には鎮守社である神明社が鎮座しています。神明社はさらに高い位置に遷座していいましたが、昭和45年(1970)の国道拡幅工事に伴い現在地に遷座し拝殿と本殿の覆屋はその際再建され、他の建造物は移築されています。構成要素は建築物は主屋(12棟)、板倉(10棟)、土蔵(3棟)、水車小屋(1棟)、拝殿(1棟)、本殿覆屋(1棟)、工作物は石鳥居(1件)、石狛犬(1件)、環境物件は社叢(1件)、湧水池(1件)。菅沼集落は現在も「合掌造り」の家屋群が残る極めて貴重な存在です。又、五箇山の産業の1つだった煙硝生産は菅沼集落でも行われており、合掌造りの主屋の囲炉裏の両側には溝が掘られ、煙硝の材料となる蚕の糞などを混ぜた土やヨモギ、人の尿などが堆積出来るような仕組みになっています。

菅沼(五箇山)・茅葺合掌造り集落
菅沼(五箇山)・茅葺合掌造り集落
 |高岡市吉久八尾町山町筋菅沼集落高岡市金屋町富山市岩瀬高岡市伏木相倉集落瑞泉寺
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